富山湾のお魚プロフィール 旨い魚をいろいろ美味しく! お魚よもやま話 富山ってどんなとこ?(観光・文化・歴史)

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2014.10.15
荒巻サケと塩ブリ
荒巻サケと塩ブリ ~お正月用や積雪の期間の保存食~ 晩秋から冬にかけての富山湾で、その存在感を誇示するかのような大型魚の双璧はブリとサケですが、特に寒ブリは「富山湾の王者」と呼ばれています。 両者は共に、昔から富山(北陸)では、お正月用や積雪の期間の保存食として無くてはならぬ食材でした。 荒巻サケも塩ブリも作りかたは一緒です。サケで作ったものが荒巻サケであり、ブリで作ったものが塩ブリです。 ...
2014.10.15
ヤリイカ
スルメイカを夏イカというのに対し、ヤリイカは冬イカとされています。 味が良い上に綺麗なので高級魚として扱われます。 その姿はケンザキイカ(赤イカ)と良く似ていますが、ヤリイカは手(足)が短く、細いので容易に区別することができます。 北海道以南の水深100mを...
2014.10.15
サケ(白鮭)
11月11日は「鮭の日」です。知っていましたか? 鮭と言う漢字は、魚偏に「圭」で、これをもじって、「十一、十一」で11月11日を「鮭の日」と定められました。 誰が決めたかと言うと、新潟県村上市です。 サケは、古来より日本で親しまれており、日本の食卓に欠かせない国民的な魚です。 ...
2014.10.07
神秘の海 富山湾の不思議(Ⅱ)
神秘の海 富山湾の不思議(Ⅱ) ~ 寄り回り波の脅威 ~ 富山湾では、風の無い穏やかな日に、突然高い波が襲ってくることがあります。 それは強い冬型の気圧配置のとき、北からの暴風によって北海道の西海上などで発生した高波が、大きなうねりとなって南へ伝わり、半日から1日かけて富山湾にやってくるからです。 富山湾は沿岸近くまで深い地形になっているため、波のエネルギーは衰えることなく、沿岸までやってき...
2014.10.07
神秘の海 富山湾の不思議(Ⅰ)
神秘の海 富山湾の不思議(Ⅰ) ~ 海越しの絶景 ~ 海晴(あまばらし)海岸から氷見(ひみ)海岸にいたる海岸線から、富山湾の海越しに浮かぶ立山連邦をながめることが出来ます。 このように、陸から海越しに高い山(3000m級)を眺めることが出来る場所は、世界でも富山湾しかないと言われています。 この景色は地元の人でさえ、いつでも...
2014.10.07
バショウカジキ(バレン)を捌く
バショウカジキ(バレン)を捌く ~ノコギリでワイルドに~ バショウカジキは北陸地方ではバレン(葉連)と呼ばれ、富山湾では 初夏から秋にかけて水揚げされます。 体長は2m以上、体重は60kgに達する大型魚であり、これを切り身にさばく工程はかなりワイルドです。 まず、体表をタワシでこすり、屏風のような背びれをノコ...
2014.10.07
ボラ待ちやぐら ~今は昔~
ボラ待ちやぐら ~今は昔~ ボラは警戒心が非常に強いため、漁師はこの櫓(やぐら)の上から、終日ボラの群れを見張り、海底に張ったフクロ網の上を通るのを待ち、網を通るとすぐさま引き上げるという原始的な漁法です。 一見、魚が来るのを待つだけの気長な漁に見えますが、ボラの敏感さは相当で、仕掛けに気付くと一気に逃げてしまうため、簡単な漁というわけではないのです。 ...
2014.10.07
シイラ
シイラは暖流系の魚で9月頃から富山湾に回遊してきます。 水深20メートルより浅いところを回遊し、シイラ漬け漁/定置網/ 巻き網で漁獲されます。 シイラ漬け漁は流れ藻や流木につく性質を利用したもの。 モウソウチクを束ねて沖合に設...
2014.10.07
サバ(マサバ)
アジ・イワシ・サバに代表される青魚の重要性が叫ばれている中で、文字どおり「魚」と「青」の合字で表される魚が「鯖(サバ)」です。 昔から「サバの生き腐れ」というように急速な鮮度低下の問題があり、アレルギー体質の人から敬遠されるものの、日本の総漁獲量の1割近くを占める重要魚種だけに広く利用され...
2014.09.30
ブリ文化とサケ文化
ブリ文化とサケ文化 ~フォッサマグナ(糸魚川-静岡構造線)が境~ 11月にもなると、富山湾はブリやサケなどの冬の大型魚の漁が盛んになります。  日本海側では”ぶり文化圏”と”さけ文化圏”があり、フォッサマグナ(糸魚川-静岡構造線)を境に北(東)がさけ文化圏、南(西)がぶり文化圏と言われています。 地域によってぶりを食する人々...