2014.10.29
弱し魚 イワシ(鰯)の実力 ~たかがイワシと言うなかれ~
弱し魚 イワシ(鰯)の実力 ~たかがイワシと言うなかれ~ とにかくイワシの種の保存戦略はその数です。ですから大量に捕獲できたので価格も安く、日本国民の重要な蛋白源となってきました。 また一方「海の米」「海の牧草」などといわれ家畜の飼料や、畑の肥料としても使われてきました。 イワシには、マイワシ、ウルメイワ...
2014.10.29
春を告げる神通川のマス漁 ~今は昔~
春を告げる神通川のマス漁  ~今は昔~ 冬も真っ只中の2月。神通川では寒風がふきすざみ、河原一面はまだ雪がのこっています。 そんな中を2艘の川舟が川面を割って出て行きます。 瀬を流れてきた2艘の川舟は淵にさしかかります。淵の頭で網を入れると2艘の舟は流れの芯に乗って、パッと東西に広がります...
2014.10.29
神秘の海 富山湾の不思議 (Ⅶ)
神秘の海 富山湾の不思議 (Ⅶ)  ~ ぶり起こしとブリ漁 ~ 一般に雷は夏期のものですが、北陸地方では冬季でも雷が鳴ります。日本海に吹く季節風が、対馬暖流の海面から熱と水蒸気を出...
2014.10.29
神秘の海 富山湾の不思議 (Ⅵ) 
神秘の海 富山湾の不思議 (Ⅵ)   ~ ホタルイカの群遊海面が特別天然記念物 ~ 夜の海に青い神秘的な光を放つホタルイカ。胴長約4~6cmの小さな体全体に約700~1000個もの発光器を持っています。この発光器は、外敵から身を守るための目くらましや、仲間同士...
2014.10.29
イサキ
初夏から秋にかけてが旬の魚で、生まれて3年目(体長20~30cm)位の脂ののった活きのよいものは刺身にして鯛やスズキに負けません。 夏が旬のところから”麦わらイサキ”という別名もあり、かすかな磯臭さが特徴です。黒潮の影響の強い海が好きで、関東以南の各地で多く漁獲されます。 ...
2014.10.29
アンコウ(鮟鱇)
最近では、鍋用に加工・パックされた製品を並べているところが多く、店頭でアンコウの姿を目にする機会が少なくなりました。 旬は肝の大きくなる冬 11月~2月です。 北海道以南 東シナ海までの水深30m-500mの砂泥状の海底に生息します。手足のように変形したヒレ...
2014.10.21
神秘の海 富山湾の不思議 (Ⅴ)
神秘の海 富山湾の不思議 (Ⅴ) ~翡翠( ヒスイ)海岸 ~ 富山県側からの景色。 先端のほうが親不知/子不知、その先は糸魚川(新潟県) 富山と新潟の県境にある宮...
2014.10.21
神秘の海 富山湾の不思議 (Ⅳ)
神秘の海 富山湾の不思議 (Ⅳ) ~ 埋没林と海底林 ~ 発掘された場所をそのまま巨大なプールにして展示しているという そのこだわり 埋没林(まいぼつりん)とは、その名の通り、”埋もれた林”のことです。 何千年も前の樹木が、地中に埋もれて腐ら...
2014.10.21
「八艘張網」 ~徹夜で行う過酷な漁~
「八艘張網」  ~徹夜で行う過酷な漁~ 夜の氷見沖。一隻の司令船を中心に8隻の漁船がきれいに円陣を組んで並びます。 これは、夜間に集魚灯を用いて魚を集め、魚群の集まり具合を見計らって、あらかじめ 海底に広げておいた網を引き揚げる漁法で、八艘張網漁と言い、総勢約30人が徹夜で行う過酷な漁です。 ...
2014.10.21
鮭のヤナ場 ~庄川の秋の風物詩~
鮭のヤナ場 ~庄川の秋の風物詩~ 鮭は川で孵化した後、海へと下り、4年ほどすると再び孵化した川に戻ってきて産卵します。 ・鮭のヤナ場  左の下流から遡上してきた鮭を真ん中の水路を通じて  鉄の籠に誘導する 捕獲した鮭は、貴重な漁業資源を守るため、漁協の増殖場で採卵し、人工孵化させて稚...