プロフィール

昆布〆の定番魚~ヨーロッパでの愛称は「サン・ピエール」~
マトウダイ
<マトウダイ>

体側面に弓道の的のような黒色斑を持つため的鯛とも、顔が馬に似ているため馬頭鯛とも呼ばれます。富山では、モンダイ(紋鯛)とも呼ばれます。
広く 西部太平洋、地中海、インド洋、東部大西洋に分布し、日本の近海にも多く分布し日本海側で特に珍重され、富山県では昆布〆の定番魚となっています。
秋から冬が旬であり、寒くなるに従い味が良くなります。はとても旨く、卵もいい味なのでともにけっして捨ててはなりません。

刺身、塩焼き、煮付け、フライ、唐揚げと何にしても総てに優等生で旨い魚です。 そんな中で本種ならではというのがフランス料理のムニエルです。(シタビラメとマトウダイ)三枚におろして塩、コショウ、小麦粉をつけて弱火でじっくりこんがりと焼きます。焼いて残ったエキスをレモンかワインなどでソースにして、お皿に盛ると出来上がり。簡単で、しかも非常に旨い。
刺身は白身で冬には脂がのっています。出来れば肝を付け合わせたいものです。

この魚は世界各地で食用にされ、特に地中海沿岸で高級魚として珍重されており、ドイツ語、フランス語、スペイン語では、キリストの十二使徒の一人、聖ペトロにちなんだ名前で呼ばれます。
聖ペトロは貢物のお金をマトウダイの口から取り出したとする伝説があり、本種の黒色斑はこの時につけられた聖ペトロの指紋に見立てられています。
近種の「カガミダイ」は良く似た姿をしていますが、黒色班が不明瞭であることと、頭部背側がやや陥凹することなどで区別されます。

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