富山ってこんなところ

奥能登 「輪島の朝市」 ~日本3大朝市の一つ~

地元のおばちゃんたちの「買うてくだぁー」の掛声が響く活気いっぱいの輪島名物の朝市。

一千年以上も前から続く輪島の朝市は、日本三大朝市の一つとして飛騨高山、房総勝浦の朝市と並び全国的に有名です。



午前8時ごろから始まる朝市は、鮮魚や干物、野菜、民芸品などの品を板台の上に広げた約200軒もの露店が所狭しと並びます。

野菜などは周辺の農家、活きのいい魚貝は漁師町の女衆が売りに
出ると言います。

輪島女は働き者という定評があるとおり「亭主のひとりやふたり、やしなえない女は、女の風上(かざかみ)にも置けぬ甲斐性なしだ」それが輪島女の心意気です。

朝市で売られるものに「値札」はあまりついていません。
値段は交渉次第、買い手も売り手もそのやりとりを楽しんでいるかのようです。

輪島は海女漁でも有名です。
その始まりは古く、350年以上もの歴史があると言われており、
海女の数も三重県鳥羽市に次いでの多さです。

北の沖合いにある舳倉島や七つ島の海域は暖流と寒流がぶつかり合う日本有数の好漁場で、これらの離島では7月~9月にかけて200名以上の海女が、さざえ、あわび、海藻などを素潜りで採っています。

この輪島という土地は山中 毅(やまなか つよし)という自由形の競泳選手を輩出しています。
輪島高校在学中の1956年にメルボルンオリンピックで自由形400mと1,500mの2種目に出場し、惜しくも両種目とも銀メダル。

その後、ローマオリンピック、東京オリンピックと3度のオリンピックで延べ7種目に出場し、4個の銀メダルを含めて、すべて入賞しています。

その強さの秘密について・・・
山中選手の母親は海女で、出産の数日前まで海に潜っていた。
そのため「山中は生まれる前から泳いでいた」という逸話が残っています。

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