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<富山県で獲れた毛ガニ>
日本の「三大蟹」と言えば、タラバガニ、ズワイガニ、毛ガニです。毛ガニの、その味噌の濃厚な味わいと身質の美味しさとは、カニ王国北海道の一番人気という評価も十分に納得が出来ます。
毛ガニは宮城県以北の太平洋側、鳥取県以北の日本海側、オホーツク海、ベーリング海からアラスカ沿岸部の水深30m~200mの砂泥底に分布しています。旬は、春(4月~)です。
資源保護のため厳しい漁獲規制がされており、メス、甲長8cm未満、そして脱皮直後のカニは御法度です。これらは船上から海に帰されます。
漁期は海域ごとに決められていますし、漁のできる船の隻数、猟期中の水揚げ総量、一隻が使えるカゴの数にいたるまで厳しく規制されています。
名前の由来はその姿に由来します。英名もHair crab。中国名も毛蟹。誰が見ても毛ガニなのです。
養殖はできません…毛ガニは成長が遅く、しかも困ったことに、稚ガニの時に狭い場所に押し込めると激しく共食いしてしまいます。養殖の研究はされてきたのですが、これらの難問を解決できません。
カニなどを加熱すると赤くなるのはカロチン色素の作用です。これを摂取すると、体内でビタミンAに変わり、動脈硬化やガンの予防、老化防止などの効果があります。またタウリンが豊富でさらに、高タンパク低カロリーのダイエット食品でもあります。
食べ方はなんと言っても塩茹ですね。ほぐした身を毛ガニの味噌をつけながら食べるのが最高です。他の料理にするのがもったいないと思ってしまうほどです。
他の食べ方も楽しみたい時には、活物なら刺身やしゃぶしゃぶ、ボイルの冷凍品ならグラタンやスープ、揚げ物などにもおすすめです。
殻は煮出すと美味しいダシが出ますので、カニ飯や雑炊、味噌汁などに使うと毛ガニの旨味を余すところなく堪能できます。
茹で方は、鍋に毛ガニが隠れるくらいの水を張って3%ほどの塩水を作り、これを沸騰させてから毛ガニを入れて蓋を閉め、15分~20分茹でます。茹で過ぎは禁物です。
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