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称名(しょうみょう)滝 ~日本一の落差を誇る~

<称名滝>

<称名滝(左)とハンノキ滝(右)>

称名滝(しょうみょうだき)は、富山県中新川郡立山町にある立山連峰を源流とする滝です。弥陀ヶ原台地から一気に流れ落ち、称名川となった後に常願寺川(じょうがんじがわ)へ注ぎ込みます。

称名滝は、350mという日本一の落差を誇る四段構成の滝で、国指定の名勝および天然記念物であり日本の滝百選に選定されています。

名称は、法然(ほうねん)が滝の轟音を”南無阿弥陀仏”という称名念仏の声と聞いたことに由来すると伝えられています。

滝下で間近に見る称名滝の迫力はすさまじく、水に引きずられてくる空気が風になって体にあたります。深い滝壺の水の色もすばらしいです。

落差が大きいので、水は脈を打つように落ちてきます。そのリズムと水面の揺れとのぶつかりあいでほどよい拍子と強弱がつき、滝の音はあたかも称名念仏のように聞こえます。

水量の豊かさは上流に自然のダムがあるからです。雷鳥沢や雪の大谷などに秋まで残る雪と、 弥陀ヶ原高原に発達する泥炭がスポンジのように水を蓄えてくれることにあります。

また雪解け水が多く流れ込む春などには、称名滝の右側にハンノキ滝が現れて、2つの滝が流れ落ちます。特に流量が増した場合には、ハンノキ滝の右側にソーメン滝も現れて、3つの滝が並んだ大変珍しい光景を見ることができます。

ハンノキ滝の落差は497m(一般には500mとされる)で、350mの称名滝よりも大きいですが、いつも存在している滝ではないとして、日本一の落差の滝として認められていません。

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