プロフィール

夏の海の風物詩~香ばしい風味と磯の香り~
サザエ
<サザエ>

サザエは北海道南部から九州までの水深1~10m位の岩礁域に住んでおり、日本人にとって身近な貝のひとつです。
夜行性で昼間は岩の割れ目や穴に隠れ、夜になると這い出てきて、海藻を食べます。
角はサザエのトレードマークですが、角が大きいもの、小さいものから全くないものまで様々です。これは種類が違うわけではなく、育つ環境により、外洋の波の荒い岩礁に住むものは角が長くなり、内海の波の静かな所に住むものは短くなると言われます。角は飾りではなく、波の荒い所で転がってしまわないためのつっかえ棒の役目のようです。

夏の富山湾を彩る主役の一つがサザエです。コリコリの弾力ある肉質、コクのあるほろ苦いワタ、そしてわずかに垂らした醤油とエキスの焼ける香ばしい風味と濃厚なエキスは夏の海の風物詩です。

富山湾沿岸で獲れるサザエは、荒波にもまれ、身が引き締まった上々のものです。サザエは刺身として食べるのは勿論のこと、潮の香りをそのまま味わうには「さざえご飯」もおすすめです。他に壺焼き、酒蒸し、塩茹で、掻揚げなど。

調理のコツ…刺身と壺焼き。サザエの磯の香りと歯応えが苦手と言う人には、刺身に切ってから熱湯にくぐらせ、氷水に放って霜降りにすると食べやすくなります。

いちばん美味なのは壺焼きでしょう。単純な料理がいちばん。磯の香りが強く、身(足)には甘みがあります。同じようにエスカルゴバターを乗せてオーブンで焼いても美味しいです。

刺身にする場合は生のままで身を引き出さなければなりません。ふたを下にして20分ほど、伏せて置いておくと、ふたが緩んできます。すきを見てフォークを突っ込み、ふたが閉まるのを防いでおいて貝割りか小型の包丁を軸に沿ってつまり内側に入れてスジを切ります。失敗したら刺身はあきらめて壷焼きにしましょう。

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